病院から突然、
「状態が急変しました。」
「できるだけ早く来てください。」
このような連絡を受けると、頭が真っ白になってしまう方も少なくありません。
「何を持って行けばいいの?」
「親族には連絡した方がいい?」
「葬儀社へはもう連絡するべき?」
実際に葬儀の現場でも、「危篤と言われた時に何をしておけば良かったですか?」というご相談を受けることがあります。
もちろん、何よりも大切なのはご本人との時間です。
しかし、少しだけ心の準備をしておくことで、後悔や慌てることを減らせる場合もあります。
今回は、危篤と告げられた際にご家族が知っておきたいことをご紹介します。
まずはできるだけ早く病院へ向かいましょう
危篤とは、命が非常に危険な状態であることを意味します。
ただし、危篤と告げられても、
- 数時間で亡くなられる方
- 数日頑張られる方
- 容体が落ち着く方
など経過は人それぞれです。
「まだ大丈夫だろう」と判断せず、できるだけ早く病院へ向かうことをおすすめします。
会わせたい方がいれば早めに連絡を
遠方に住んでいるご家族や兄弟姉妹など、
「最後に会ってほしい」
と思う方がいれば、できるだけ早めに連絡しておきましょう。
「もしもの時に連絡しよう」と考えていると、間に合わないこともあります。
迷った場合は、早めに知らせておく方が後悔は少ないでしょう。
ご本人との時間を大切に
危篤になると、
「何を話せばいいのか分からない」
という方も多くいらっしゃいます。
難しい言葉は必要ありません。
普段どおり、
「来たよ。」
「みんな来てるよ。」
「安心してね。」
そんな一言でも十分です。
意識がないように見えても、耳は最後まで聞こえていると言われることがあります。
伝えたい気持ちは、ぜひ言葉にしてあげてください。
葬儀社はまだ決まっていなくても大丈夫
危篤になると、
「今すぐ葬儀社を決めないといけないのでは?」
と心配される方もいらっしゃいます。
しかし、この時点で慌てて契約する必要はありません。
ただし、万が一に備えて、
- 相談する葬儀社
- 搬送先
- 家族の希望
だけでも話し合っておくと安心です。
事前に相談しておくだけでも、いざという時の負担は大きく変わります。
必要以上に荷物を持って行く必要はありません
病院へ向かう際、
「何か準備しないと」
と焦る必要はありません。
まずは、
- 財布
- 携帯電話
- 身分証明書
など最低限の持ち物があれば十分です。
何よりも優先したいのは、ご本人のそばにいる時間です。
病院から葬儀社を紹介されることがあります
もし亡くなられた場合、
病院から葬儀社を紹介されることがあります。
紹介されたからといって、その葬儀社へ依頼しなければならないわけではありません。
事前に相談していた葬儀社や、ご家族が信頼できる葬儀社へ依頼することもできます。
慌てず、ご家族で相談して決めましょう。
このタイミングで話し合っておくと安心なこと
もし時間に余裕があれば、
ご家族で次のことを話し合っておくと安心です。
- ご安置は自宅か会館か
- 菩提寺があるか
- 家族葬にするか一般葬にするか
- 誰へ連絡するか
- ご親族の連絡先
すべてを決める必要はありません。
方向性だけでも共有しておくと、その後がスムーズになります。
「もっと話をしておけばよかった」という声は少なくありません
葬儀を終えたご家族から、
「ありがとうと言えばよかった。」
「感謝を伝えられなかった。」
というお話を伺うことがあります。
危篤という状況では、どうしても慌ててしまいます。
だからこそ、短い時間でも、ご本人との時間を大切にしていただきたいと思います。
よくある質問
危篤になったら会社は休んだ方がいいですか?
可能であれば、勤務先へ事情を説明し、ご本人との時間を優先されることをおすすめします。
危篤になった時点で親族全員へ連絡するべきですか?
普段から交流がある親族や、ご本人に会ってほしい方へは早めに連絡しておくと安心です。
葬儀社は危篤の段階で決める必要がありますか?
急いで契約する必要はありません。
ただし、事前に相談先を決めておくことで、ご家族の負担を軽減できます。
まとめ
危篤と告げられると、誰でも冷静ではいられません。
そんな時だからこそ、
- できるだけ早く病院へ向かう
- 会わせたい方へ早めに連絡する
- ご本人との時間を大切にする
- 葬儀社の相談先だけでも確認しておく
この4つを意識していただければ十分です。
何よりも大切なのは、ご本人と過ごす時間です。
準備はあとからでもできます。
後悔のない時間を過ごせるよう、ご家族で支え合いながら過ごしてください。
はりま終活相談所より
危篤でもご準備できる時間があるくらい猶予のある方もいれば、危篤と聞いてすぐに訃報が届くということもあったり状況は様々です。病院でも自宅療養でもお時間がある限りはご本人との時間を大切にしていただきたいです。また実際のところ危篤になってからすぐに葬儀社を探される方は少なくありません。万が一亡くなってから探すとなると想像以上に負担になることもあります。もし時間があるのであれば葬儀社を探すことは安心につながるかもしれません。
はりま終活相談所では、加古川市・高砂市・稲美町・播磨町を中心に、終活や葬儀に関する情報を発信しています。
「もしもの時に慌てないために準備しておきたい」「家族葬について詳しく知りたい」という方は、ぜひ他の記事もご覧ください。
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この記事の監修者
播磨地域で葬祭業界に15年以上勤務。
累計900件以上の葬儀を担当。
加古川市・高砂市・稲美町・播磨町を中心に、家族葬・一日葬・一般葬・直葬まで幅広くサポートしてきました。葬儀以外にも墓じまい・お寺問題・遺品整理など幅広くサポート経験があります。


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