稲美町・播磨町でご家族が亡くなられたとき、
「まず何をすればよいの?」
「葬儀は町内の会館でなければいけない?」
「火葬場はどこを利用するの?」
と迷われる方は少なくありません。
特に、葬儀を行う会館と火葬場の関係が分からず、どの葬儀社へ相談すればよいのか悩むことがあります。
稲美町・播磨町で家族葬を行う場合も、最初に必要なのは葬儀の細かな内容をすべて決めることではありません。
まずは葬儀社へ連絡し、故人をどこへ搬送して安置するかを決めます。
その後、ご家族の希望を整理しながら、家族葬・一日葬・直葬のいずれにするか、誰に参列してもらうかを相談していきます。
稲美町・播磨町の家族葬で最初に決める3つのこと
亡くなられた直後に優先したいのは、次の3点です。
- 故人をどこへ安置するか
- どのような形で見送るか
- 誰に参列してもらうか
順番に考えていけば、最初からすべてを決める必要はありません。
安置場所を決める
病院や施設では、長時間ご遺体を安置できない場合があります。
そのため、葬儀社へ搬送を依頼し、次のいずれかへご安置します。
- ご自宅
- 葬儀会館
自宅へ帰してあげたいという希望があっても、住宅の構造や搬入経路によっては難しいことがあります。
反対に、集合住宅だから必ず自宅安置ができないというわけでもありません。玄関や階段、エレベーターなどの状況を葬儀社へ伝えて確認しましょう。
葬儀形式を決める
次に、通夜と告別式を行う家族葬にするのか、通夜を省く一日葬にするのか、火葬を中心とした直葬にするのかを考えます。
この段階で最終決定できなくても問題ありません。
故人とのお別れにどれくらい時間を取りたいか、親族がどの程度集まるかを基準に考えると選びやすくなります。
参列してもらう方を決める
家族葬には、何人まで、何親等までという決まりはありません。
配偶者や子どもだけで行う場合もあれば、兄弟姉妹、親しい親族、故人と特に親しかった友人まで招くこともあります。
人数を先に決めるよりも、「誰に最後のお別れをしてもらいたいか」を家族で話し合うことが大切です。
稲美町・播磨町で亡くなられた直後にすること
病院や施設で死亡診断書を受け取る
病院や施設で亡くなられた場合は、医師が死亡を確認し、死亡診断書を作成します。
死亡診断書は、死亡届の提出や火葬許可を受けるために必要です。
受け取った後は、紛失しないよう葬儀社へ渡すか、大切に保管してください。
葬儀社へ連絡して搬送を依頼する
死亡確認後は、葬儀社へ連絡します。
電話では、主に次の内容を伝えます。
- 亡くなられた方のお名前
- 現在いる病院や施設
- 搬送を希望する場所
- 連絡者のお名前と電話番号
- 自宅安置を希望するか
この時点で家族葬・一日葬・直葬を決めていなくても、搬送は依頼できます。
焦って葬儀プランまで決めるのではなく、まずは故人を落ち着いて安置できる場所へお連れすることを優先しましょう。
病院から紹介された葬儀社に決める必要はない
病院や施設から葬儀社を紹介される場合があります。
ただし、紹介された葬儀社へ葬儀まで依頼しなければならないわけではありません。
すでに相談している葬儀社がある場合や、希望する会館がある場合は、その葬儀社へ直接連絡できます。
搬送だけを依頼する場合は、搬送費や安置費、他社へ移る場合の費用を確認しておきましょう。
葬儀会館は稲美町・播磨町の外でも利用できる
稲美町・播磨町に住んでいるからといって、必ず町内の葬儀会館で葬儀を行う必要はありません。
加古川市や高砂市、明石市などにある葬儀会館を利用することも可能です。
葬儀を行う場所と、故人の住民票がある市町が同じでなければならないという決まりはありません。
会館は家族が集まりやすい場所から選ぶ
葬儀会館を選ぶときは、町内か町外かだけでなく、次の点も確認しましょう。
- 自宅や病院からの距離
- 家族や親族が集まりやすいか
- 駐車場があるか
- 高齢者が利用しやすいか
- 安置中に面会できるか
- 火葬場までの移動時間
- 家族だけで過ごせる空間があるか
近い会館が、必ずしもご家族にとって最適とは限りません。
参列者の人数や移動手段も含めて選ぶことが大切です。
安置場所と葬儀会場が別でもよい
最初は自宅や安置施設へ搬送し、後日別の葬儀会館へ移動することもできます。
ただし、搬送回数が増えると追加費用がかかる場合があります。
最初の搬送を依頼する際に、その後どの会館で葬儀を行う可能性があるかも相談しておくと安心です。
稲美町・播磨町の火葬はどこで行う?
稲美町と播磨町には、両町の共同施設として運営されている稲美斎場ひじり苑があります。
葬儀会館が加古川市や高砂市など町外にある場合でも、条件を確認したうえで、葬儀後にひじり苑へ移動して火葬する流れを取れます。
つまり、葬儀会館と火葬場が別の市町にあっても、それ自体は珍しいことではありません。
また斎場への出棺については、霊柩車または町管轄の霊柩バスがありどちらの使用でも出棺可能です。
稲美斎場ひじり苑
稲美斎場ひじり苑 | 加古郡衛生事務組合稲美斎場ひじり苑の公式ホームページです。使用の申請手順・休場日・火葬時間等を表示しています。ご使用のお申込みはこのページで確認出来ます。稲美斎場ひじり苑は、兵庫県稲美町・播磨町の住民が対象です。火葬料金 町民 無料 町民外 30,000円
火葬の日程は葬儀社と調整する
家族葬の日程は、家族の希望だけで決まるわけではありません。
次の予定を確認しながら調整します。
- 火葬場の空き状況
- 葬儀会館の空き状況
- 僧侶など宗教者の予定
- 親族が集まれる日
- 安置場所の利用状況
火葬場の空き状況によっては、亡くなられてから葬儀まで数日空くこともあります。
その場合は、安置料金やドライアイスの追加費用も確認しておきましょう。
死亡届と火葬許可の手続き
火葬を行うためには、死亡届を提出して火葬許可証を受け取る必要があります。
稲美町では、死亡届の提出後に火葬許可証を受け取り、その後ひじり苑で斎場や霊柩車の使用申請を行う流れが案内されています。実際の葬儀では、これらの手続きを葬儀社が補助・代行することが一般的です。
ご家族がどこまで手続きを行うのかは、依頼する葬儀社へ確認してください。
家族葬・一日葬・直葬の流れ
家族葬
一般的な家族葬では、通夜と告別式を二日間で行います。
故人と過ごす時間を比較的長く取りやすく、家族や親族が集まって見送りたい場合に選ばれます。
おおまかな流れは次のとおりです。
- 搬送・安置
- 葬儀の打ち合わせ
- 納棺
- 通夜
- 葬儀・告別式
- 出棺
- 火葬・収骨
家族葬は小規模な葬儀を指すため、通夜と告別式の内容自体は一般的な葬儀と大きく変わりません。
一日葬
一日葬は、通夜を行わず、告別式と火葬を一日で行う方法です。
主な流れは次のとおりです。
- 搬送・安置
- 葬儀の打ち合わせ
- 納棺
- 葬儀・告別式
- 出棺
- 火葬・収骨
遠方から来る親族や、高齢の参列者の負担を抑えやすい一方、通夜がないため、お別れできる時間は短くなります。
菩提寺がある場合は、葬儀社だけで一日葬を決めず、事前にご住職へ相談しましょう。
直葬
直葬は、通夜や告別式を行わず、安置後に火葬する方法です。
主な流れは次のとおりです。
- 搬送・安置
- 火葬日程の決定
- 納棺
- 出棺
- 火葬・収骨
費用や日程の負担を抑えやすい反面、故人とゆっくりお別れする時間は限られます。
直葬を選ぶ場合も、火葬前に家族でお別れできる時間や場所があるかを確認しておきましょう。
稲美町・播磨町の家族葬で決めること
ご安置後の打ち合わせでは、主に次の内容を決めます。
- 喪主
- 葬儀形式
- 通夜・告別式・火葬の日程
- 参列してもらう方
- 宗教者への依頼
- 遺影写真
- 祭壇や供花
- 料理や返礼品
- 火葬場までの移動方法
- 葬儀費用
すべての項目を付ける必要はありません。
「何が必要か」だけでなく、故人とどのように過ごしたいかを葬儀社へ伝えると、ご家族に合った内容を決めやすくなります。
地域や親族との付き合いをどう考える?
稲美町・播磨町では、地域によって近所付き合いや自治会との関わり方が異なります。
家族葬だからといって、必ず近所へ知らせなければならないわけではありません。
一方で、故人が地域活動へ参加していた場合や、長く同じ地域で暮らしていた場合は、葬儀後に亡くなったことを知った方から連絡が続くこともあります。
家族葬に呼ばない親族にも伝えておく
参列をお願いしない親族にも、
「葬儀は家族だけで執り行います」
「故人の希望により、参列や香典は辞退します」
など、ご家族の意向を伝えておくと行き違いを防ぎやすくなります。
何も知らせずに葬儀を終えると、後から「最後に会いたかった」と言われる可能性があります。
近所への連絡は家族で相談する
近所や自治会へ知らせるかどうかは、故人や家族の付き合いを考えて決めます。
葬儀前には知らせず、葬儀後に報告する方法もあります。
参列や香典を辞退する場合は、その旨を明確に伝えましょう。
家族葬の見積もりで確認したい費用
家族葬の費用は、広告に掲載されているプラン料金だけでは判断できません。
見積もりでは、次の項目を確認しましょう。
- 病院や施設からの搬送費
- 自宅や会館への安置費
- ドライアイス
- 棺や骨壺
- 葬儀会館の使用料
- 祭壇や生花
- 遺影写真
- 霊柩車や送迎車
- 料理
- 返礼品
- 火葬に関する費用
- 宗教者へのお布施
特に確認したいのが、火葬までの日数が延びた場合の費用です。
安置料金やドライアイスが一日ごとに追加される場合があるため、見積書に何日分まで含まれているか確認しましょう。
葬儀後に稲美町・播磨町で行うこと
葬儀が終わった後は、次のような手続きや準備が続きます。
- 健康保険の資格喪失
- 年金関係の届出
- 介護保険証などの返却
- 世帯主変更
- 葬祭費の申請
- 公共料金や契約の変更
- 四十九日法要
- 位牌・仏壇・納骨の準備
- 香典返し
故人が国民健康保険へ加入していた場合などは、葬祭を行った方が葬祭費を申請できることがあります。稲美町は死亡後の手続きとして、国民健康保険の喪失手続きと葬祭費の支給申請を案内しています。播磨町の2025年度予算資料でも、対象者への葬祭費5万円が示されています。
対象条件や必要書類は加入制度によって異なるため、各町の担当窓口へ確認してください。
稲美町・播磨町で葬儀社を選ぶポイント
稲美町・播磨町で家族葬を依頼するときは、次の点を確認しましょう。
ひじり苑の利用に慣れているか
火葬場の申請や出棺時間、移動の流れを把握している葬儀社であれば、日程を円滑に調整しやすくなります。
町外を含めて会場を提案してくれるか
ご家族の希望によっては、稲美町・播磨町だけでなく、加古川市や高砂市など近隣の会館が適していることもあります。
自社の会館だけを勧めるのではなく、参列者の人数や移動距離を踏まえて提案してくれるか確認しましょう。
最終的な費用を説明してくれるか
低価格のプランでも、安置日数や料理、返礼品、供花などを追加すると総額は変わります。
見積もりを受け取ったら、
- 何が含まれているか
- 何が別料金か
- 日程が延びた場合はいくら増えるか
- 不要な項目を外せるか
まで確認することが大切です。
よくある質問
稲美町・播磨町の外にある葬儀会館でも葬儀はできますか?
できます。
加古川市や高砂市など、近隣の葬儀会館を利用することも可能です。火葬場までの移動時間や車両費も含めて検討しましょう。
家族葬でも近所へ知らせた方がよいですか?
決まりはありません。
故人と近所の方との関係や、ご家族が今後も同じ地域で生活するかを考えて決めます。葬儀後に報告する方法もあります。
一日葬や直葬でもひじり苑を利用できますか?
葬儀形式と火葬場の利用は別のものです。
家族葬・一日葬・直葬のいずれでも、利用条件を満たしたうえで火葬場を手配します。詳しい申請や日程は葬儀社へ確認しましょう。
葬儀社が決まっていなくても搬送を頼めますか?
搬送を依頼することはできます。
ただし、搬送だけを頼んで後から別の葬儀社へ変更する場合は、搬送費や安置費が発生することがあります。正式に依頼する範囲を確認しておきましょう。
まとめ
稲美町・播磨町で家族葬を行う場合は、まず葬儀社へ連絡し、故人をどこへ安置するかを決めます。
その後、
- 家族葬・一日葬・直葬の選択
- 参列してもらう方
- 葬儀会館
- 宗教者
- 火葬日程
- 料理や返礼品
- 最終的な費用
を順番に決めていきます。
葬儀会館は、必ず稲美町・播磨町の中から選ぶ必要はありません。加古川市や高砂市など、近隣の会館も含めて、ご家族や親族が集まりやすい場所を選べます。
また、稲美町と播磨町には共同で利用される稲美斎場ひじり苑があるため、会館から火葬場までの移動や申請の流れにも詳しい葬儀社へ相談すると安心です。
はりま終活相談所より
今回は稲美町・播磨町にスポットを当ててご逝去してから火葬までの流れをお話させていただきました。稲美町・播磨町の葬儀の特徴としては、同じ町内の葬儀会館からの出棺だけではなく、近隣の加古川市・高砂市などの葬儀会館の出棺もごく普通にあります。また加古川市・高砂市においては火葬の間斎場にて食事をしたり、お待ちすることが一般的ですが、稲美斎場ひじり苑では、出棺後に葬儀会館や自宅に戻り、収骨に合わせて再度斎場へ向かうこともございます。
大切なのは、地域名や価格だけで葬儀社を決めることではありません。故人とどのようにお別れしたいのか、ご家族にどの程度の負担がかかるのかを整理し、納得できる形で見送ることが大切です。
はりま終活相談所では、加古川市・高砂市・稲美町・播磨町を中心に、終活や葬儀に関する情報を発信しています。
合わせて読みたい記事
家族葬の葬儀社はどう選ぶ?加古川市・高砂市・稲美町・播磨町で後悔しないためのポイント【2026年版】
家族葬とは?一般葬との違いやメリット・デメリットを分かりやすく解説
一日葬とは?家族葬との違いや費用、メリット・デメリットを分かりやすく解説
葬儀社はいつ決める?亡くなる前に決めてもいい?後悔しないための葬儀社選び
この記事の監修者
播磨地域で葬祭業界に15年以上勤務。
累計900件以上の葬儀を担当。
加古川市・高砂市・稲美町・播磨町を中心に、家族葬・一日葬・一般葬・直葬まで幅広くサポートしてきました。葬儀以外にも墓じまい・お寺問題・遺品整理など幅広くサポート経験があります。はりま終活相談所では、加古川市・高砂市・稲美町・播磨町を中心に、終活や葬儀に関する情報を発信しています。



コメント